イエタナグモ(読み)いえたなぐも

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イエタナグモ」の意味・わかりやすい解説

イエタナグモ
いえたなぐも / 家店蜘蛛
[学] Tegenaria domestica

節足動物門クモ形綱真正クモ目タナグモ科に属する中形のクモ。単にタナグモともよばれる。北海道から九州まで分布し、人家の壁の隅や家具と壁の間などに棚状の網を張る。

[八木沼健夫]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イエタナグモ」の意味・わかりやすい解説

イエタナグモ

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世界大百科事典(旧版)内のイエタナグモの言及

【タナグモ】より

…雌の網を歩脚でたたき,雌に来訪を知らせ,雌からの反応を待って精液の受渡しを行う。世界に広く分布し,日本には,イエタナグモTegenaria domestica,コタナグモCicurina japonica,モリタナグモCryphoeca silvicolaなど8種類がいる。【松本 誠治】。…

※「イエタナグモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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