コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イチジク(無花果) イチジク

2件 の用語解説(イチジク(無花果)の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

イチジク(無花果)【イチジク】

西アジア原産の,クワ科の落葉小高木。前2000年ごろから地中海沿岸地方で栽培され,日本には江戸時代に入り,その後も多数の品種が輸入された。枝や葉などに乳管があり,傷つけると白い乳液を出す。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

イチジク【イチジク(無花果) fig】

おそらく栽培果樹としては世界で最古の歴史を有するクワ科の落葉樹イラスト)。トウガキ,ナンバンガキともいう。無花果と書くのは,花が見あたらないままに果実ができることによる。原産地小アジアまたはアラビア南部とされ,前2000年ころからイスラエルはじめ地中海沿岸地方に広く栽培された。アメリカへは16世紀末に入り,日本へは17世紀前半に長崎に入った。果実とよばれるものは,植物学的には卵球形に湾入した花托と,その内面に密生する多数の小果(花)から成る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のイチジク(無花果)の言及

【アダム】より

…ここでは誘惑者たる悪魔は原則として蛇で描かれるが,中世末期には女性の頭をもつ蛇あるいはトカゲ,ルネサンス美術では角をもった牧神も登場する。知恵の木の実は,ビザンティン美術およびイタリアではイチジクかオレンジ,フランスではリンゴ,ブドウ栽培の盛んな地方ではブドウとして描かれている。そして楽園追放の場面として,〈イチジクの葉で身体を隠すアダムとイブ〉〈楽園追放〉〈労働に従うアダムとイブ〉が続き,例外的に息子カインとアベルの物語中に登場する場合がある。…

【木】より

…アッシリア人も聖なる力と宇宙の再生力の象徴としての聖樹の信仰をもち,前2000年ころから多くの芸術的表現をもつ。このほか,ゴール人はオーク,ゲルマン人はボダイジュ,イスラム教徒はオリーブ,インド人はバニヤンと呼ばれるイチジク,シベリアに住む原住民族はカラマツを,それぞれ聖なる木として崇拝した。これらの木はすべて世界の軸として,天と地が結ばれる場所,神性の通り道となる。…

【有毒植物】より

…花の美しいプリムラ類による皮膚炎の原因は,葉の腺毛に含まれるプリミンによるものである。パパイア,パイナップル,イチジクなどの乳液によるかぶれは,タンパク質分解酵素による刺激のためとされている。変わった作用物質としては,クワ科のイチジク,セリ科のセロリ,パセリ,ミカン科のライム,レモン,ベルガモットなどに含まれるフロクマリン類が過食や皮膚への付着によって紫外線に対する光過敏症をおこし,火傷のような症状を示すことが知られている。…

※「イチジク(無花果)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

イチジク(無花果)の関連キーワード恐らく恐らくは果樹園空恐ろしい殂落和林檎ボウモア陸地綿おそらくは夢を長弓

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone