出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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[生活と文化]
ムスリムの生活は,複数の暦をもとにして営まれた。イードと呼ばれるイスラムの二大祭(断食明けの祭と犠牲祭),あるいは預言者の生誕祭(マウリド)などはヒジュラ暦に従って催されたが,農事や地租の徴収は各地に固有な太陽暦によって行われた。たとえばエジプトではナイルが増水する8月末を年初とするコプト暦が使われ,またシリアでは秋を年初とするシリア暦が,イラクやイランでは春分(ノウルーズ)を年初とするペルシア暦が用いられた。…
…巡礼が無事に行われるかどうかは,信徒全体にかかわる問題だったのである。 断食と巡礼の行事に合わせ,イスラムの二大祭であるイード・アルフィトル(断食明けの祭り)とイード・アルアドハー(犠牲祭)が催される(イード)。犠牲祭では,メッカ巡礼者が10日の日に動物犠牲をほふるのに呼応して,全イスラム世界で羊がほふられ,食卓にのせられる。…
※「イード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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盆や正月などの休暇に父親と子どもだけで父親の実家へ帰省すること。妻と義父母の双方が気疲れをしなくて済む、妻が子育てから解放される、父親と子どもが絆を深めることができるなど、様々な利点があるとされる。夫...