鬱金染(読み)うこんぞめ

精選版 日本国語大辞典 「鬱金染」の意味・読み・例文・類語

うこん‐ぞめ【鬱金染】

  1. 〘 名詞 〙 鬱金色に染めること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「舎人の事。立烏帽子に右近ぞめの走水干、上下同なり」(出典:布衣記(1295頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鬱金染の言及

【ウコン(鬱金)】より

…古代インドからもたらされたと思われる。ウコン染は色調が美しく純度が高く,染色がやさしい。媒染剤を必要としないから古代文明国で用いられ,古代メソポタミア,エジプトでは藍と交染して緑染を行った。…

※「鬱金染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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