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ウシデーク うしでーく

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウシデーク
うしでーく

沖縄諸島の農村でシヌグ、ウンジャミなどの祭りののちに女性のみで行う祭祀(さいし)舞踊。シヌグ、ウンジャミは農作物を自然の災害から守るために初夏に行う予祝儀礼である。まず音取(ねとり)とよばれる小鼓(こつづみ)を持った年長者の女性数人を先頭に、正装した村の女性たちが続き、遊(あし)び庭(なー)とよばれる広場を左回りに輪を描く。歌は音取と踊り手の掛け合いで進められ、内容は国王や村をたたえたのち、男女の交遊を歌った野遊(もうあそ)び歌などである。振りは琉球(りゅうきゅう)舞踊の基をなすこねり手、押す手、拝み手などの古い手踊りや、四つ竹、扇などを持った華やかな踊りで構成されている。服装は音取、婦人、少女と年齢によって違うが、古式ゆかしいのは少女の服装で、長い長巾(さーじ)で鉢巻をして後ろに垂らし、胴衣(どじん)、下裳(かかん)を着る。
 なお、沖縄本島宜野湾(ぎのわん)市我如古(がにく)のスンサーミー、宮古島上野(うえの)村のマストリャの投げ踊り、西表(いりおもて)島租納(そな)の節(せつ)のアンガマも同系統の踊りであろう。[宜保栄治郎]

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世界大百科事典内のウシデークの言及

【八月踊】より

…《あがんむら》《しゅんかね》《どんどん節》などの曲を伝え,囃子は鼓(ちぢん)と呼ばれる太鼓だけである。沖縄諸島で八月踊と呼ばれるのは,8月の十五夜祭に演じるウシデーク(女性の輪踊)や,豊年祭に演じる棒踊,組踊などである。【中村 茂子】。…

※「ウシデーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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