ウムシャイフ油田(読み)ウムシャイフゆでん(その他表記)Umm Shaif oil field

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウムシャイフ油田」の意味・わかりやすい解説

ウムシャイフ油田
ウムシャイフゆでん
Umm Shaif oil field

アラブ首長国連邦アブダビ沖合いに位置する油田。1958年ブリティシュ・ペトロリアム(→BP)とフランセーズ・デ・ペトロール合弁会社であるアブダビ・マリン・エアリア ADMAが発見した。究極的可採埋蔵量(→可採埋蔵量)22億バーレル (1バーレルは約 159l) で,1962年に生産を開始。1980年上半期には1日 25万バーレルの生産を記録。原油はザクム原油とともにダス島から出荷されている。性状は API比重 37度,硫黄分 1.38重量%。大規模な水攻法による 2次回収が計画されている。なお ADMAには 1973年ジャパン石油開発が参加している。

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デジタル大辞泉プラス 「ウムシャイフ油田」の解説

ウムシャイフ油田

アラブ首長国連邦にある油田。同国中部、アブダビ沖に位置する。1958年発見。

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