ウルップ[島](読み)ウルップ

百科事典マイペディアの解説

ウルップ[島]【ウルップ】

千島列島中の島。日本では得撫(うるっぷ)の字をあてる。最高点1430m。数個の火山からなり,海岸はほとんど断崖。生物分布上,海峡を隔てて対する択捉(えとろふ)島との著しい相違が指摘されている。日本領であったが,1945年以後ソ連の統治下にはいった。1420km2

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世界大百科事典 第2版の解説

ウルップ[島]【Urup】

千島(クリル)列島南部にあるロシア統治下の火山島。日本では得撫,また古くは得生の字をあてたり,ラッコ島とも呼ばれた。択捉(えとろふ)島の北東に位置し,長さ117km,幅20km,面積約1420km2。島の北寄りに美しい円錐火山である雪光山(1257m)がそびえて船舶のよい目標となる。海岸は海食崖海食台地が発達し,沿岸浅海には海藻がとりわけ多い。北西岸のナターリー(床丹)湾がほとんど唯一の錨地である。

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