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エウアンデル Euander

世界大百科事典 第2版の解説

エウアンデル【Euander】

ローマ伝説中の人物。ギリシア名エウアンドロスEuandros。トロイア戦争の60年前に,ギリシアのアルカディア地方から領民を率いてイタリアに渡り,のちのローマ市の一画にパランテウム市を建設した。文字と各種の楽器をイタリアに伝えたほか,牧神パンをたたえるルペルカリア祭を創始したという。ウェルギリウスの叙事詩《アエネーイス》では,ローマ建国の祖アエネアスに援軍の兵を提供している。【水谷 智洋】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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