エクステンドメモリー(読み)えくすてんどめもりー

ASCII.jpデジタル用語辞典 「エクステンドメモリー」の解説

エクステンドメモリー

286以上のCPUを搭載したマシンにおいて、プロテクトモードでアクセス可能な1Mbytesを超えるアドレス領域。標準的なMS-DOS環境では、XMSの規約に準じたHIMEM.SYSによって管理される。XMSが登場する以前には、INT 15Hのソフトウェア割り込みによって、エクステンドメモリーを利用する方法(初期の:FONT.SYSでもこの方式を利用していた)やVDISK方式(PC DOSのRAMディスクドライバーが採用していた方式)と呼ばれるインターフェイスが存在したが、どちらもメモリーの確保と解放制約があり、アプリケーションが利用する標準的な規格にはならなかった。

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