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エコマネー(読み)えこまねー

知恵蔵の解説

エコマネー

地域社会で環境、介護、福祉、コミュニティーなどについて、新たに相互扶助的な人間関係を創造し、互恵のシステムを構築する媒介となる地域通貨。通常の貨幣との併存も可能。LETS(Local Exchange and Trading System)と呼ばれる地域交換取引制度が、1983年にカナダのバンクーバー島で始まり、英国やフランスを中心に世界中に広がっている。利用する人々の間でのみ通用する地域通貨を用いて、財やサービスをやり取りする。LETSを通して地域の住民同士の取引が盛んになれば、新たなビジネスのチャンスが生まれ、地域循環型市場が活性化することが期待される。住民が相互に支え合うシステムとして地域福祉の充実にも活用できる。日本でも、滋賀県のおうみ、北海道のクリン、東京の早稲田・高田馬場でのアトム通貨など、同様の試みが始まっている。

(植田和弘 京都大学大学院教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

大辞林 第三版の解説

エコマネー

eco + money eco は、ecology(環境)、economy(経済)、community(地域)から〕
特定の地域、特定の分野だけで流通する限定通貨。ボランティア活動の対価として、商品やサービスの提供が受けられる形式のものが多い。 → LETS( ABC 略語)

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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