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エマーソン効果(読み)エマーソンコウカ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エマーソン効果
えまーそんこうか

光合成の明反応の研究において、アメリカの植物生理学者エマーソンR. Emerson(1903―59)が発見した、光合成の増進効果をいう。クロロフィルaの赤色部吸収波長より長波長側では、光合成効率が低下するが、同時に短波長側の単色光を照射すると、高い効率が得られる現象のことである。[吉田精一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のエマーソン効果の言及

【光合成】より

…この反応経路の模式図はZのような形をしているのでZスキームと呼ばれる。1957年エマーソンR.Emerson(1903‐59)は,クロロフィルaの赤色域の吸収極大より長波長側の光(700nm)しか与えないと,緑色植物や藻類の光合成の量子収量が低下する(赤色低下red drop)が,ここへより短波長の光(緑色植物なら650nm,紅藻なら575nm)を同時に与えると,光合成速度は両者を単独で与えたときの和より大きくなることを見いだした(エマーソン効果)。光合成細菌ではこの現象はみられない。…

※「エマーソン効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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