エリンバー合金(読み)エリンバーごうきん(その他表記)elinvar alloy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エリンバー合金」の意味・わかりやすい解説

エリンバー合金
エリンバーごうきん
elinvar alloy

室温付近で温度が変化しても弾性係数が変化しない鉄-36%ニッケル-12%クロム合金に与えた商品名。フランス語 elasticité invariable (弾性不変) の略語計測機器,電磁気装置,各種精密バネ,時計のヒゲゼンマイなどに用いられている。 60%コバルト-30%鉄-10%クロムのコエリンバーは日本で開発された高性能材である。この合金のヒゲゼンマイでは日差1秒以下といわれる。一方,これとは異なり,鉄-36%ニッケル合金は常温付近できわめて小さな線膨張係数を示すので,長さ一定不変のためインバー合金 (アンバー合金ともいう) と呼ばれる。標準尺,測量尺,時計の振り子などに用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む