エレバス[山](読み)エレバス

世界大百科事典 第2版の解説

エレバス[山]【Mount Erebus】

南極のロスRoss島にある活火山で標高3794m。1972年にはじめて山頂に溶岩湖が発見された。130mの長さの半円形の溶岩湖は世界でも珍しく,ときどき噴火する。79年から,日本,アメリカ,ニュージーランドの協同調査が3ヵ年計画で行われ,火山性地震の観測がおもに行われた。赤熱の溶岩が常に火口底に見られ,ストロンボリ式噴火により火山弾や火山灰を放出する。【下鶴 大輔】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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