オイミャコン高原(読み)オイミャコンこうげん(英語表記)Oimyakonskoe ploskogor'e

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オイミャコン高原」の意味・わかりやすい解説

オイミャコン高原
オイミャコンこうげん
Oimyakonskoe ploskogor'e

ロシア東部,サハ共和国東部にある高原インジギルカ川上流域,スンタルハヤタ山脈とタスクイスタブイト山脈の間にある。標高 2000m以下の高原で,1200mをこえるとツンドラ,それ以下で針葉樹林がみられる。インジギルカ川に沿った標高 700~750mの地域では冬季気温が-70℃まで下がることがあり,北西ベルホヤンスク,北のモマ川地域を含めて世界の寒極といわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android