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オストラカ ostraca[ラテン]

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世界大百科事典 第2版の解説

オストラカ【ostraca[ラテン]】

陶片の意。単数形はostraconで,ギリシア語のostrakonから出た語。とくに古代ギリシアで,支配者の専横を防ぐための投票に用いられた陶片をさす(オストラキスモス)。また,美術史では,壺の破片などにパピルスの代用として文字や絵を描いた小型の作品をいう。古代エジプトにその例が多く,絵画史,風俗史の貴重な資料である。転じて,石灰岩片に描かれたものもこの名で呼ぶ。【友部 直】

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世界大百科事典内のオストラカの言及

【エジプト美術】より

…新王国には陶片や石灰石の断片にさまざまのものが線描された。これはオストラカと呼ばれ,スケッチでもあり,壁画の原図や習作でもあった。第20王朝以後には,パピルスに,《死者の書》の審判図や風刺的な動物漫画が描かれた。…

※「オストラカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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