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オモクロム ommochrome

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世界大百科事典 第2版の解説

オモクロム【ommochrome】

L‐トリプトファンからキヌレニン,3‐ヒドロキシキヌレニンを経て生成する昆虫の眼色素キサントマチンxanthommatineに代表されるトリプトファン由来の色素化合物の総称。この名称は,最も顕著にこの物質が存在している個眼ommatidiumにちなんでいる。個眼は節足動物の複眼にある個々の小眼で,オモクロムはその角膜の後面にある光受容の単位に含まれている。キサントマチンはフェノキサゾン誘導体で,このほかにオマチンD(キサントマチンの硫酸塩)やロドマチンという化合物も知られる。

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