Ca2+ 依存性の動物細胞接着性膜タンパク質.calcium + adhesionにちなんで名づけられたが,その後の研究で多数のファミリー分子が見つかり,cell + adhesionと解釈する人も増えてきた.カドヘリンを細胞表面に発現する細胞どうしは,同種のカドヘリンとカドヘリンの結合によって握手をするように接着する.サイズは120 kDa前後で,主として上皮細胞(epithelial cell)に発現するE-カドヘリン,神経(neuron)系の構築に重要なN-カドヘリン,胎盤(placenta)に多いP-カドヘリン,血管内皮細胞(vascular endothelial cell)に高発現しているVE-カドヘリンなどが知られている.カドヘリンの細胞内領域は,カテニンを介してアクチンフィラメントと相互作用する.[CAS 516533-73-6]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...