カラクール種(読み)カラクールしゅ(その他表記)Karakul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラクール種」の意味・わかりやすい解説

カラクール種
カラクールしゅ
Karakul

中央アジアと北アフガニスタンの間にあるボークハウ地方原産の毛皮用羊。脂肪尾種で尾の重量は 2.3~2.7kgに達するものもある。成体被毛はあらく,灰褐色でおもにカーペット用。生後5日以内のものは毛皮が黒く,軽く,毛がちぢれて光沢があり,アストラカンといって珍重される。生後 10日ぐらいになると毛が伸びて変色してしまうので,アストラカンにはならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む