生後(読み)なまうしろめたし

精選版 日本国語大辞典 「生後」の意味・読み・例文・類語

なま‐うしろめた・し【生後】

〘形ク〙 (「なま」は接頭語) なんとなく心もとない。どことなく気にかかるさまである。
源氏(1001‐14頃)総角「女ならば、かならず心移りなんと、おのがけしからぬ心ならひに、おぼし寄るも、なまうしろめたかりければ」

せい‐ご【生後】

〘名〙 生まれてから現在までの期間。生まれてのち。多く、一年未満の乳児の、誕生からの月日を数えるのにいう。
※和解(1917)〈志賀直哉〉四「丁度生後廿四日目に赤児は妻と一緒に我孫子に帰って来た」

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デジタル大辞泉 「生後」の意味・読み・例文・類語

せい‐ご【生後】

生まれて以後。多く乳児の、誕生からの月日を数えるのにいう。「生後三か月」

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