現代外国人名録2016 「カールルイス」の解説
カール ルイス
Carl Lewis
- 職業・肩書
- 元陸上選手(短距離),元走り幅跳び選手 ロス五輪・ソウル五輪・バルセロナ五輪・アトランタ五輪金メダリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1961年7月1日
- 出生地
- アラバマ州バーミンガム
- 本名
- Lewis,Frederick Carlton
- 学歴
- ヒューストン大学
- 受賞
- ジェシー・オーエンス賞〔1982年・1991年〕,国際陸連年間最優秀選手〔1991年〕,年間スポーツマン(USOC)〔1991年〕,国際スポーツ記者協会表彰選手〔1999年〕,20世紀の世界スポーツ賞〔1999年〕
- 経歴
- 1983年のヘルシンキ世界陸上選手権で100メートル、走り幅跳び、400メートルリレーの3種目に優勝。’84年ロス五輪ではこれらに200メートルを加えた4種目で金メダルを獲得し、’36年ベルリン五輪のジェシー・オーエンス(米国)の偉業に並んだ。’87年のローマ世界選手権及び’88年のソウル五輪でも100メートル、走り幅跳びの2種目で金メダル。CMなどで年収2億円以上といわれるスーパースターとなる。’90年自伝「トラック内幕」を出版。’91年8月東京世界選手権では100メートル9秒86の世界記録で優勝、同大会3連覇。’92年バルセロナ五輪では走り幅跳びで史上初の五輪3連覇を遂げ、400メートルリレーでも優勝して、ロス五輪以来8個の金メダルを獲得した。’96年アトランタ五輪走り幅跳びで、4大会連続五輪出場を果たし、同種目の4連覇を達成。同一種目の4連覇は史上5人目、個人としての金メダル通算9個は戦後最多タイ記録。’97年8月IAAFグランプリ400メートルリレー優勝を最後に引退。’99年11月IAAFの今世紀の最優秀選手に選出される。競技人生で11度の世界記録をマークした。現役引退後は、2001年自身のブランド・SMTCでファッション業界に進出。また映画・テレビ番組制作プロダクションを設立する他、チャリティー基金の運営など幅広いビジネスを手がける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報