ガイスト

精選版 日本国語大辞典 「ガイスト」の意味・読み・例文・類語

ガイスト

〘名〙 (Geist) 霊魂精神
※「苦楽」と「朧月夜」の比較(1889)〈石橋忍月〉「其精神(ガイスト)及び組立に於ても亦た明確なる区別あり」

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デジタル大辞泉 「ガイスト」の意味・読み・例文・類語

ガイスト(〈ドイツ〉Geist)

魂。精神。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のガイストの言及

【精神】より

…この点は語義の成立の過程からも明らかで,洋の東西を問わず心は心臓の動きと関連してできあがり,それゆえ身体内部に座をもつ概念である。一方精神は,それにあたる英語のスピリットspirit,フランス語のエスプリesprit,ドイツ語のガイストGeistが〈風〉〈空気〉〈息〉などを意味するラテン語のスピリトゥスspiritus,ギリシア語のプネウマpneumaに由来するように,個人の身体をつらぬき個人の身体を超えて遍在する広がりをもつ。こうした性格から精神は,一方で,人間の心や身体を支配する〈霊〉のイメージを帯び,他方では神や超越者の観念と結びついて倫理的・形而上学的な性格をつよめる。…

※「ガイスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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