ガウゼ(その他表記)Gause, G. F.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガウゼ」の意味・わかりやすい解説

ガウゼ
Gause, G. F.

ソビエト連邦生態学者。モスクワ大学に学ぶ。1930年代初めから,昆虫原生動物などを材料として動物生態学で数多くの研究業績を上げた。とりわけ,ゾウリムシを対象に行なった種間競争の研究は有名。2種類のゾウリムシを同一容器で飼育するとき,餌,すみ場所などの生活要求が一致した種同士は共存することができずに一方が滅びる結果となり,生活要求に差異のある 2種類の間では共存の可能な場合も存在することを見出した。この発見は,同一の生態的地位(→ニッチ)を占める 2種は同一場所に共存することができない,という競争排除則に実証的根拠を与えるもので,ガウゼの法則などと呼ばれている。これらの研究に基づいて,『生存競争』The Struggle for Existence(1934)を著した。1948年ソ連生物学界をルイセンコ説が支配するに及び,追放された。(→生態学

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む