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ガルビーヤ砂漠 ガルビーヤさばくAs-Sahrā' al-Gharbīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガルビーヤ砂漠
ガルビーヤさばく
As-Sahrā' al-Gharbīyah

エジプト西部の大砂漠。アラビア語で西部砂漠の意。地理的にはリビア砂漠の一部で,東はナイル川から西はリビア国境,北は地中海にいたるまでの間,涸れ川 (ワディ) もない広大な地。面積約 68万 km2で,エジプトの地図上の総面積のほぼ 70%を占める。ナイル川流域のミンヤー付近からリビア国境にかけて引いた北緯 28°20′線から南部のワディアルジャディード県 (ニューバレー) と北部のマトルーフ県の2つに分けられる。岩石が多く,標高の低い平原をなしているが,南西部から東部と北部にゆるやかに傾斜し,北部にはカッターラ低地があり,南西端のギルワケビール高原には 1000m以上の山もある。北西から南東にかけてシーワ,バハリーヤ,ファラーフラ,ダーフラ,ハールガの各オアシスが連続し,19万と推定される人口の大半は半遊牧民。ダーフラとハールガのオアシスはニューバレー開発計画の一部として開発が進められている。

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世界大百科事典内のガルビーヤ砂漠の言及

【エジプト】より

…アフリカ大陸の北東隅,ナイル川第1急湍(たん)以北の約1200kmにわたる細長い流域地帯が本来のエジプトで,地形上幅8~25kmの河谷地帯(上エジプト)と河口のデルタ地帯(下エジプト)とからなる。古くよりガルビーヤ砂漠中のオアシス(シワSiwa,バフリーヤal‐Baḥrīya,ファラーフィラal‐Farāfira,ダーヒラal‐Dākhila,ハーリジャ(カルガ)al‐Khārija,Khargaの各オアシス),第1・第2急湍間の下ヌビア,紅海沿岸,シナイ半島を勢力圏とし,この地域は現在のエジプト・アラブ共和国にほぼ対応する。エジプトという名称は,古都メンフィスの別名フウト・カ・プタハḤut‐ka‐Ptaḥに由来するとみられるギリシア名アイギュプトスAigyptosの転訛である。…

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出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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