キセル焼(読み)キセルやき

精選版 日本国語大辞典 「キセル焼」の意味・読み・例文・類語

キセル‐やき【キセル焼】

〘名〙 キセルにつめたタバコの火で肌を焼き、入れぼくろのようにすること。元祿一六八八‐一七〇四)頃、誓約しるしとして遊女の間などに行なわれた。
※俳諧・談林十百韻(1675)上「恋せしは右衛門といひし見世守り〈志計〉 お町におゐて皆きせるやき〈一朝〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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