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キャンディッド・フォト キャンディッド・フォトcandid-photo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キャンディッド・フォト
candid-photo

写真用語。「公平率直な写真」の意味で,スナップ・ショット (早撮り) の別称。また盗み撮り隠し撮りのこと。ドイツの写真家 E.ザロモンが,室内早撮り用に発明されたばかりのエルマノックスを隠し持って,国際連盟の会議場や法廷で,著名人の飾りけのない姿態や素顔を撮った写真にこの名称がつけられたのが始り。欧米ではスナップというよりキャンディッドという語が多く使われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キャンディッド・フォト
きゃんでぃっどふぉと

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のキャンディッド・フォトの言及

【ザロモン】より

…ザロモンは,小型カメラを隠し持ち,当時,撮影が禁止されていた重要な国際会議場や法廷に現れ,数々の写真をものにしてジャーナリズムをにぎわした。彼の写真は,〈キャンディッド・フォト(率直な写真)〉と呼ばれるように,どんな著名な政治家も気取りや厚顔をすてた素顔が写しとめられている。それは性格描写のポートレートとは対照的に,日常の中で生きている人間の姿をありのままにとらえたものであった。…

【スナップ写真】より

…それから転じて現在では,小型カメラを使って動きのある日常的な人間等の姿を瞬間的に固定した写真をスナップ写真(スナップショット,略してスナップとも)と総称するようになった。同様の写真がキャンディッド・フォトcandid photoともいわれるように,気取りのない率直な態度で,ありのままの現実をとらえるところがスナップ写真の本質である。だが現代写真においては,写真自体の質の問題としてではなく,写真家(撮影者)の現実へのアプローチのしかたとしてのスナップショットというものが重要な意味をもつ。…

※「キャンディッド・フォト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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