キリスト

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キリスト」の意味・わかりやすい解説

キリスト

神に選ばれ,塗油(→塗油式)を受けた者を意味するヘブライ語メシアのギリシア語訳。1世紀の初め頃,ローマ支配下にあったパレスチナユダヤ人ナザレ出身のイエス救い主とするキリスト教信仰によってイエスをさすことばとして用いられ,イエス・キリストはその固有名詞となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「キリスト」の意味・わかりやすい解説

キリスト

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「キリスト」の意味・わかりやすい解説

キリスト

イエス・キリスト

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キリスト」の意味・わかりやすい解説

キリスト
きりすと

イエス・キリスト

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

山川 世界史小辞典 改訂新版 「キリスト」の解説

キリスト

イエス

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「キリスト」の解説

キリスト

イエス

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキリストの言及

【イエス・キリスト】より


[キリストとイエス]
 一般にキリストはイエスの別名のように考えられている。実際,新約聖書の中でもパウロの手紙などではキリストとイエスとが区別されていない場合もあるし,古代ローマの歴史家たち(タキトゥスやスエトニウスなど)は,多くの場合キリストを固有名詞と思っていた。…

【キリスト教】より


〔キリスト教の本質〕

【キリスト教とは何か】
 この問いの背後には,かつてイエス・キリスト自身が弟子たちに投げかけた問い〈人々はわたしを何者だと言っているか……あなたたちは,わたしを何者だというのか?〉(《マタイによる福音書》16:13~20,《マルコによる福音書》8:27~30,《ルカによる福音書》9:18~21,《ヨハネによる福音書》6:67~71)がひそんでいる。この後者に答えることが,前者に対する根本的な答えである。…

【キリスト教美術】より

…キリスト教美術とは何かに関しては,これを形式および内容の両面から考えることができる。まず形式の側から見れば,建築の場合では,一般信徒用の建物(大聖堂,教区聖堂)は,キリスト教典礼に必要な構造をもつこと,つまり祭壇を中心とする祭室または祭室に付随する空間を含む内陣と,典礼に列席する信徒の席のある身廊を備えることであり,ときとして洗礼堂,ナルテックス(前室),アトリウム(前庭)などがこれに付属する。…

【キリスト論】より

…三位一体論とともにキリスト教教義の中核をなすもの。古代教会において激しい論争があったが,その後も絶えずとらえ直されてきたのは,これが神学の根本構造にかかわっているからである。…

【メシア】より

…救世主。ギリシア語ではクリストス(キリスト)と訳された。聖書的伝統によれば,神の介入によって変貌した歴史内世界に立てられる神の支配の代行者をいう。…

【ライオン】より

…またライオンの子は生まれ出てのち3日間を仮死状態で過ごし,やがて両親のほえ声で目をさます。これをキリスト復活の故事になぞらえ,ライオンをキリストの聖獣とみなす伝統も中世には形成された。この獣は出歩くとき尾先の房で地を掃きながら進むので足跡を残さないともいわれる。…

※「キリスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android