ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナザレ」の意味・わかりやすい解説
ナザレ
Nazareth
ナザレ
Nazaré
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ガリラヤ地方南境の町。『旧約聖書』、ユダヤの歴史家ヨセフス(37―100)の著作および『タルムード』には言及されていないが、『新約聖書』によればイエスの両親ヨセフとマリアの住んでいた所(「ルカ伝福音(ふくいん)書」1章26節以下)、研究者たちの所見によればイエスがバプテスマのヨハネから洗礼を受けるまで住んでいた(「マルコ伝福音書」1章9節)、彼の生まれ故郷である(「ルカ伝福音書」4章24節)。同地には「マリア受胎告知教会」があり、古い伝承によればヨセフの家の跡に同教会が建立された、といわれる。
[定形日佐雄]
ポルトガル中西部、エストレマドゥーラ地方の町。大西洋沿岸にある漁港で、人口1万5060(2001)。全長2キロメートルの砂浜に沿う3集落からなる。フェニキア人を祖先にもつといわれる漁民の独特かつ色彩豊かな服装や、漁船、白壁の家に囲まれた小路が、海岸の地区と台地上の町を結ぶケーブルカーとともに、観光の対象となっている。12世紀の聖マリア寺院は有名。
[田辺 裕・柴田匡平]
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...