キンカクキン(菌核菌)(読み)キンカクキン(英語表記)Sclerotinia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キンカクキン(菌核菌)」の意味・わかりやすい解説

キンカクキン(菌核菌)
キンカクキン
Sclerotinia

子嚢菌類ビョウタケ目キンカクキン科に属する菌で,たとえばキツネノワン S. shiraianaなどがある。これはクワ果実に寄生し,地上に落下して菌核を生じ,休眠後それから径 1.5~2.5cmで有柄の子実体が生えて,子嚢を形成する。キンカクキンを含めて,菌核を形成する菌類を総称して菌核菌ということもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android