クウェッタ(その他表記)Quetta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クウェッタ」の意味・わかりやすい解説

クウェッタ
Quetta

パキスタン南西部,バルチスターン州州都,クウェッタ県の県都。カラチの北,鉄道で 863km,アフガニスタン国境付近に位置する。名称はパシュト語のクワユト (城壁) に由来する。標高 1600mの高原地帯にあり,古くはシャルあるいはシャルコトと呼ばれた。北部は標高 3000m級の山脈が連なり,西方は広大な平原地帯になっている。気候は概して温暖で乾燥しているが,冬季は風が強い。ボラン峠から南部パキスタンへ,コジャル峠からアフガニスタンへ,マシュケル湖地方からイランへ通じる国道,国際道路の重要な交差地点で,19世紀後半から行政の中心地,軍事拠点として発展。パキスタン軍の北西国境警備軍の最高所の駐屯地。 1935年の大地震で2万~4万の死者が出た。多くの市場が開かれ,物資の流通も盛ん。綿紡,食用油,食品加工工場などもある。人口 28万 5719 (1981) 。

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