クッタルウス(読み)くつたるうす

日本歴史地名大系 「クッタルウス」の解説

クッタルウス
くつたるうす

アイヌ語に由来する地名シャコタン場所の運上家があり(廻浦日記)、天保郷帳に「シヤコタン持場」のうちとして「クツタルウス」がみえる。「クツタルウス」(「蝦夷日誌」二編、「観国録」「廻浦日記」)のほか、「くたゝ石」(享保十二年所附)、「クツタルウシ」(「蝦夷日誌」二編、「観国録」)、「クツタルシ」(「蝦夷日誌」二編)、「ケツタルウス」(「シャコタン場所絵図」増田家蔵)などと記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android