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クリーンエンジン clean engine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリーンエンジン
clean engine

有害な排出ガスが大量に排出しないよう改良を加えられたエンジン。自動車排出ガスに対して,アメリカのマスキー法や日本の昭和 53年度規制などで大幅低減を求めるようになったが,この対策として,(1) エンジンの転換 (電気自動車など) ,(2) ガソリンエンジンの改良,(3) 付加設備の取付け (コンバータリアクター) ,とおよそ3つの方法がある。日本ではガソリンエンジンの改良による低公害化が急速に進み,これが低エネルギー化への改良と相まった形で画期的なクリーンエンジンが開発され実用化されて,昭和 53年度規制の主流になった。従来のものに比較して,シリンダ室の改良,強制点火,層状燃焼などによって,燃料の混合比率を低下させて爆発させる方法がとられている。しかし重量物を運ぶトラック車両はディーゼルエンジンがほとんどであり,乗用車に比較して窒素酸化物対策が大幅に遅れていたが,近年の技術革新によってメタノールエンジン,CNGエンジン,ハイブリッドエンジンなどの新タイプのエンジンが登場し,トラック車両の低公害化も進展しつつある。

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