乗用車(読み)じょうようしゃ(英語表記)passenger car

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

乗用車
じょうようしゃ
passenger car

10人以下の少数の人を輸送することを専用目的とした自動車。座席,ドアの配置や数,屋根,内部の形状や構造などによってさまざまに分類されており,それらの名称は,かつて乗用馬車で用いられていたものをそのまま転用したケースが多い。セダンクーペ,コンバーチブル,リムジンロードスターなどがそれで,1930年代には現在の一般的な名称がほぼそろったとされる。なおこれらの名称は時代の変遷や国によって異なり,必ずしも厳密なものではない。日本では JISによって規定されている。乗用車には高速性,加速性,居住性安定性,振動,騒音など,配慮すべき性能上の課題が多く,技術的にも高い水準が要求されているので,自動車メーカーはいずれも,これをシンボル商品として力を入れている。

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デジタル大辞泉の解説

じょうよう‐しゃ【乗用車】

人が乗るために使う自動車。トラック・バスなどに対していう。「小型乗用車

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大辞林 第三版の解説

じょうようしゃ【乗用車】

人が乗るために作られた自動車。

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精選版 日本国語大辞典の解説

じょうよう‐しゃ【乗用車】

〘名〙 人が乗ることを主目的とする自動車。貨物自動車、バスなどに対していう。
※麦と兵隊(1938)〈火野葦平〉五月五日「数十台の貨物自動車(トラック)や乗用車」

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世界大百科事典内の乗用車の言及

【自動車】より

…情報化については,高速道路交通システムによる走行の円滑化やドライブ情報等の多機能化により,本格的なカーナビゲーションが車両の重要なサブシステムとして位置づけられるようになった。 さらに98年には地球温暖化・エネルギー資源問題が国際的な政治の舞台でクローズアップされ,自動車もこれを受けてクリーンエネルギー車の開発が急速に進むようになり,ハイブリッド自動車(後述)が一般的な乗用車として実用化されるようになった。このほかメタンを主成分とする燃料を用いる天然ガス自動車,バッテリーを用いる電気自動車,水素と酸素の化学反応エネルギーから生まれる電気を動力源とする燃料電池自動車,そして車体の屋根などに設置した太陽電池の電力でモーターを駆動するソーラーカーの開発も進んでいる。…

※「乗用車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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