グリゴリー オステル(英語表記)Grigoriy Oster

現代外国人名録2016 「グリゴリー オステル」の解説

グリゴリー オステル
Grigoriy Oster

職業・肩書
児童文学作家

国籍
ロシア

生年月日
1947年11月27日

出生地
ソ連ウクライナ共和国オデッサ(ウクライナ)

本名
オステル,グリゴリー・ベンツィオノヴィチ

学歴
ゴーリキー文学大学卒

受賞
ロシア連邦国家賞〔2002年〕,ロシア功労芸術家〔2007年〕,チュコフスキー賞〔2012年〕

経歴
ソ連時代はアニメのシナリオなどを数多く手がける。風刺精神に溢れ、それまでの“良い子を描く児童文学”という常識をくつがえした〈悪い子のすすめ〉シリーズ(1990年)は、自由化が進むソ連末期の時代の要請とマッチして大ヒットし、新しい児童文学のジャンルといわれるまでになった。2002年ロシア連邦国家賞を受賞、2007年ロシア連邦功労芸術家。2012年には優れた児童文学作家に与えられるチュコフスキー賞を受賞。2013年国際交流基金の招きで初来日。現代ロシアで最も読まれている児童文学作家の一人。他の著書に「細菌ペーチカ」「いろいろのはなし」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android