グリュネル閃石(読み)グリュネルせんせき

最新 地学事典 「グリュネル閃石」の解説

グリュネルせんせき
グリュネル閃石

grunerite

化学組成(Fe2+, Mg)7Si8O22(OH)2の鉱物。鉄閃石とも。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a0.957nm, b1.822, c0.533, β102.1°, 単位格子中2分子含む。灰・褐・暗緑色,ガラス~絹糸(繊維状のもの)光沢。繊維状ないし柱状結晶。硬度5~6,劈開{110}に良好,比重3.54。光学的二軸性正・負,2V90°内外,屈折率α1.665~1.696, β1.675~1.709, γ1.698~1.729。鉄に富んだ堆積岩起原の広域あるいは接触変成岩やある種のスカルン鉱床中に産する。命名は最初にこの鉱物の全分析を行ったフランスの化学者L.E.Grunerにちなむ。

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