グル派(読み)グルは

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グル派」の意味・わかりやすい解説

グル派
グルは

インド六派哲学の一つであるミーマーンサー学派なかで,プラバーカラ (700頃在世) を開祖とする系統

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世界大百科事典(旧版)内のグル派の言及

【クマーリラ】より

…前者は不知を無の知識手段としたが,後者はそれを認めなかった。前者からはバーッタ派が,後者からはグル派が形成された。【宮元 啓一】。…

【プラバーカラ】より

…この学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラ》に対する注釈書《シャバラ・バーシヤ》に,さらに《ブリハティー》という注釈書を著した。ほぼ同時代にこの学派で活躍したクマーリラとは多くの点で見解を異にし,このため,ミーマーンサー学派は,これ以降,クマーリラ派(バーッタ派)とプラバーカラ派(グル派)とに分裂した。哲学上の問題としては,クマーリラが否定したバイシェーシカ学派の〈内属〉という関係をプラバーカラは認めた。…

※「グル派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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