ケトーシス(その他表記)ketosis

翻訳|ketosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケトーシス」の意味・わかりやすい解説

ケトーシス
ketosis

ケトン血症ともいう。ケトン体が血中に増加する状態をいう。ケトン体とは主として肝臓で脂肪酸分解によりつくられるβ-ヒドロキシ酪酸アセト酢酸およびアセトン総称である。飢餓糖尿病などの場合に肝臓におけるケトン体生成が亢進し,ケトーシスを起し,尿中にも排泄されて,ケトン尿症となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「ケトーシス」の解説

ケトーシス

 血中にケトン体が増加する症状.飢餓,糖尿病などで起こる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android