ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コトシュ遺跡」の意味・わかりやすい解説 コトシュ遺跡コトシュいせきKotosh ペルーのアンデス地帯,現在のワヌコ市から 5km離れた河畔にある古代遺跡。 1960~69年,東京大学学術調査団によって発掘され,約前 2000~200年にかけて栄えた6つの文化の様相が明らかにされた。特に最古層の手の浮彫をもつ神殿は無土器時代の建物として注目され,そのほかアンデスにおける農耕文明の発達過程を知るうえでの貴重な資料が多数発見された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by