コルディエラ氷床(読み)コルディエラヒョウショウ

デジタル大辞泉 「コルディエラ氷床」の意味・読み・例文・類語

コルディエラ‐ひょうしょう〔‐ヒヨウシヤウ〕【コルディエラ氷床】

氷期に北アメリカ大陸西部に存在した氷床。面積約2400万平方キロメートル。厚さは平均1500メートル程度。ロッキー山脈北部を覆い、現在は高所山岳氷河として残る。最終氷期後の氷床の後退により、ローレンタイド氷床との間に無氷の回廊が現れ、人類がアメリカ大陸を南下することが可能になったとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android