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ゴンブロビッチ Witold Gombrowicz

大辞林 第三版の解説

ゴンブロビッチ【Witold Gombrowicz】

1904~1969) ポーランドの作家。アルゼンチンに亡命、南フランスで没。前衛的な作風で、二〇世紀文学の新しい可能性を切り開いた。長編「フェルディドゥルケ」「ポルノグラフィア」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴンブロビッチ
ごんぶろびっち
Witold Gombrowicz
(1905―1969)

ポーランドのユダヤ系前衛小説家。ワルシャワ大学法学部を卒業後、1933年、日刊紙の風刺時評作家として出発、同年、七つの短編よりなる『成熟期の日記』を出版して評価を得る。39年ドイツ軍の侵入前後に亡命、アルゼンチンに定住していたが、のちフランスに移り、バンスで死んだ。未成熟と成熟、若さと完成のなかに人間実在の本質をとらえようとし、その評価は国際的にきわめて高い。67年フォルメントール国際文学賞を受け、またノーベル文学賞の候補にもあげられた。代表作に『フェルディドゥルケ』(1957)、『トランス・アトランティク』(1953)、『ポルノグラフィア』(1960)など。[吉上昭三]
『工藤幸雄訳『ポルノグラフィア』(1967・河出書房) ▽米川和夫訳『フェルディドゥルケ』(1970・集英社)』

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