ゴードンムーア(その他表記)Gordon Earle Moore

現代外国人名録2016 「ゴードンムーア」の解説

ゴードン ムーア
Gordon Earle Moore

職業・肩書
実業家 インテル名誉会長

国籍
米国

生年月日
1929年1月3日

出生地
カリフォルニア州サンフランシスコ

学歴
サンノゼ大学,カリフォルニア大学バークレー校卒,カリフォルニア工科大学大学院修了

学位
Ph.D.(カリフォルニア工科大学)

経歴
化学者で、1953年ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理学研究所研究員となる。’56年4月トランジスタ発明のショックレー博士に誘われ、ショックレー半導体研究所に参加。’57年10月ロバート・ノイスら8人とフェアチャイルド・セミコンダクタを設立。’68年集積回路(IC)を発明したノイスとともにインテルを設立、研究開発担当副社長となる。テッド・ホフが開発したマイクロ・プロセッサーで急成長を遂げ、世界最大の半導体メーカーとなる。’75年社長兼CEO(最高経営責任者)、’79年会長兼CEO、’87年会長専任。’97年取締役名誉会長となり、2001年取締役を退任する。1965年米国の雑誌に掲載した論文で、半導体の処理能力が1年で2倍になると予言して的中、“ムーア法則”と呼ばれる。’75年には“2年で2倍”と修正した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ゴードンムーア」の解説

ゴードン・ムーア

インテルの共同創設者の1人。1968年にロバート・ノイス氏らとともに米NM Electronics社を設立。その後、社名をIntegrated Electronicsを語源とするIntelに変更し、同社をハイテク産業の核となる世界有数の半導体製造メーカーに育て上げた。1975~1987年まで2代目社長兼CEO(最高経営責任者)、1997年に名誉会長に就任し、現在に至る。「チップの記憶容量は、毎年2倍になるが価格は変わらない」とは、同氏が1965年に提唱した法則として有名。その後、マイクロプロセッサーにこの法則を当てはめ、「ICのトランジスタ数は18ヶ月で倍になる」と置き換えられ、「ムーアの法則」として半導体産業のガイドライン的な役割を果たすようになった。1990年には、ジョージ・ブッシュ米国大統領よりナショナル・メダル・オブ・テクノロジを受勲した。

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