サバチエ効果(読み)サバチエコウカ

化学辞典 第2版 「サバチエ効果」の解説

サバチエ効果
サバチエコウカ
Sabatier effect

写真現像途中で打ち切り,それから水洗をしないで,あるいは水洗してから全面に第二の露光を与えたのち,ふたたび現像を進めるとポジ像が得られる.この現象をサバチエ効果という.これは第一回目の露光と現像によって少し現れた像が,第二の露光の際にスクリーン役目をすることや,はじめの現像の際に露光部の現像によって生じた減感性物質のために起こると考えられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む