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サルタレロ saltarello

翻訳|saltarello

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サルタレロ
saltarello

14~16世紀のイタリアをはじめヨーロッパ宮廷で流行した急速な3拍子の舞踊タランテラに似ているが,名称の由来ともなった小さな跳躍が加わるのが特徴。通常,緩徐な偶数拍子の舞踊に続けて踊られた。またガリアルドに似た男女の組で踊るものもあり,フォークダンスの形で今日までローマ地方に伝わる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のサルタレロの言及

【イタリア音楽】より

…各地に伝わる素朴で独創的な和声法をとる合唱ポリフォニーはヨーロッパ最古の起源をもつと言われ,フィレンツェ近傍の山地で行われる〈五月祭の劇〉の音楽は,フィレンツェ市に近代オペラが興る前から存在する。代表的な舞曲のサルタレロやタランテラの起源も非常に古い。一方,そうした古い層の上に重ねられた新しい影響もまた民衆のものとして伝わり,たとえば近代的な調性(長・短両調)の使用,3度や6度の和声による合唱・合奏,マンドリン,ギター,アコーディオンなどの普及といったことがよく見られる。…

【舞曲】より

…やがて舞踏が宮廷生活に不可欠なものとなると,舞曲も目ざましい発展を遂げる。〈舞曲の世紀〉ともいわれる16世紀には,低い滑るような足の運びのバス・ダンス,パバーヌ,五つのステップを基本とするガイヤルド,踊手が輪になって足を横へ横へと運んで回っていくブランル,パバーヌに似て軽快な2拍子のパッサメッゾ,3拍子系の陽気で急速なサルタレロといった舞踏が生まれ多数の舞曲が作曲されたが,早くも16世紀末には踊ることを離れ,高度に様式化された純器楽曲としての舞曲も存在した。また,ステップを克明に記した舞踏譜も出版された。…

※「サルタレロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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