サロニコス湾(読み)サロニコスわん(その他表記)Saronikós Kólpos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サロニコス湾」の意味・わかりやすい解説

サロニコス湾
サロニコスわん
Saronikós Kólpos

ギリシア,エーゲ海西部にある湾。ギリシア本土のアティキ半島とペロポニソス半島東部のアルゴリス半島に囲まれ,南東方向に開口する。奥行約 80km,最大幅約 50km。湾内にはサラミス,エイナ,ポロスなどの島が散在。北岸にはアテネの外港でギリシア最大の港ピレエフスのほか,エレフシス,メガラなどの港がある。湾奥は幅約7~10kmのコリンソス地峡をへだてて,イオニア海に続くコリンシアコス湾に相対し,両湾はコリント運河で結ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む