シュウェーリン(読み)しゅうぇーりん(その他表記)Schwerin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュウェーリン」の意味・わかりやすい解説

シュウェーリン
しゅうぇーりん
Schwerin

ドイツ北東部、メクレンブルク・フォアポンメルン州の州都。1952年まではメクレンブルク州(1949~52年は旧東ドイツの一州)の州都、90年の東西ドイツ統一によってメクレンブルク・フォアポンメルン州が設置されるまでシュウェーリン県の県都であった。人口10万1300(2000)。シュウェーリン湖の南西端にある。ウェンド人の集落として1018年から記録に現れるが、ドイツの都市としてはザクセン公ハインリヒ(獅子(しし)公)により、1160年、征服地に建設されたのを起源とする。1358年メクレンブルク公領となり、1624~31年には三十年戦争で皇帝派に占領された。1945年以来、工業化が進み、食品加工、電気、金属加工、プラスチックなどの工業がある。メクレンブルク公の居所として、また司教座の所在地として文化的な性格を備え、宮殿、ゴシック式の教会などの歴史的建築物も多い。

 旧東ドイツのシュウェーリン県は、人口密度が1平方キロメートル当り68人(1983年当時)とノイブランデンブルク県に次いで低く、農耕、飼料作物地域となっていた。

[佐々木博]

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