シュトゥットガルト・バレエ団(読み)しゅとぅっとがるとばれえだん(英語表記)Stuttgart Ballett

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュトゥットガルト・バレエ団
しゅとぅっとがるとばれえだん
Stuttgart Ballett

ドイツのバレエ団。創設は17世紀の宮廷バレエ時代にさかのぼるが、世界的に有名になったのは、1961年イギリスの振付家ジョン・クランコがバレエ・マスターになってからである。彼は『ロミオとジュリエット』『オネーギン』『じゃじゃ馬馴(な)らし』などの秀作をレパートリーにし、諸外国から優れたダンサーを集め、このバレエ団を世界的なレベルにしたが、73年若くして世を去った。その後グレン・テトリーGlen Tetleyが一時期バレエ・マスターであったが、76年から95年までマルシア・ハイデMarcia Haydeが芸術監督を務め、クランコの作品を軸にしながら、新しい作品も積極的に取り入れる路線を打ち出した。96年からリード・アンダーソンReid Andersonがハイデの後任となり、バレエ団の特徴を引き継ぎながら、若い振付家を育てることにも力を注いでいる。おもなダンサーには、スザンナ・ハンケSusanne Hanke、リチャード・クラガンRichard Cragun、タマシュ・デートリッヒTamas Detrichなど。ハンブルク・バレエ団とともに、ドイツを代表するバレエ団として知られている。初来日は1973年(昭和48)。[市川 雅・國吉和子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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