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シュルコ surcot[フランス]

世界大百科事典 第2版の解説

シュルコ【surcot[フランス]】

英語ではサーコートsurcoat。中世後期にコットの上に着た外衣で,男女とも多くの形式がある。もと十字軍の戦士が小アジアやエジプトの酷暑から体を保護するため,鎖帷子(くさりかたびら)の上につけた袖なしの外衣に始まる。やがて軍装ばかりでなく,ジャンパースカート状の日常着として,男女庶民の間に用いられた。貴族女性の盛装用のシュルコトゥベールsurcot ouvertは曳き裾で,袖ぐりを大きくあけ,胴着の部分に毛皮や飾りボタンをあしらうことが多かった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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