シロウリガイ(その他表記)Calyptogena (Ectenagena) soyoae

最新 地学事典 「シロウリガイ」の解説

シロウリガイ

学◆Calyptogena

軟体動物門二枚貝綱異歯亜綱オトヒメハマグリ科の一属。殻は等殻で中大型,横長の楕円形殻頂前方に寄り,靱帯は外在する。鉸歯こうしは右殻で前側歯状で,上下に2歯がある。本属深海底における湧水中に含まれるメタン硫化水素等をエネルギー源とする特殊な深海生物群集の構成生物の一つで,プレート境界での特殊な堆積環境を示唆する示相化石として最近注目されている。

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関連語 島本

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロウリガイ」の意味・わかりやすい解説

シロウリガイ
Calyptogena (Ectenagena) soyoae

軟体動物門二枚貝綱オトヒメハマグリ科。殻長 10.6cm,殻高 5.5cm,殻幅 3.7cm。殻は白色,長楕円形で厚く,腹縁は多少内方へ彎曲する。殻表の成長脈は明瞭なものが多い。殻頂は低く,背縁の前方3分の1にある。内面は,殻頂の下に歯があり,外套線後方で浅く彎入する。軟体は体液ヘモグロビンを含んで赤く,鰓に硫黄バクテリアすみ,これから栄養を得るので,深海産にかかわらず大型で厚い殻をもっている。

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