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ジギスムントの改革 ジギスムントのかいかく Reformatio Sigismundi[ラテン]

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世界大百科事典 第2版の解説

ジギスムントのかいかく【ジギスムントの改革 Reformatio Sigismundi[ラテン]】

中世末期のドイツ帝国改革文書。バーゼル公会議開催中の1439年に発表されたが,筆者は不明。当時の神聖ローマ皇帝ジギスムントの名を冠して,改革が皇帝の意図から出たように見せかけている。内容は,皇帝を中心に,帝国都市が裁判・行政を担当し,封建諸侯を従属下におく国政改革を構想している。領主がかってに設けた関税の廃止,貨幣鋳造権の乱用の是正,度量衡の統一,物価を高くするギルド(ツンフト)制度の廃止,生活必需品の投機買占めの禁止,大商事会社の廃止など市民生活の改善について提案し,さらに農民の重い地代・租税・賦役の廃止,共有地の解放,農奴制の廃棄を強く主張している。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のジギスムントの改革の言及

【帝国改革】より

…このような状況のなかで帝国がかつてカール大帝やザリエル朝のもとでもっていた権威の回復を標榜する帝国改革案が数多く出されていくが,それらは執筆者が属する諸身分の立場をあらわに示した改革案にすぎなかった。 1439年にバーゼルで成立したとみられ,版を重ねた《ジギスムントの改革》は台頭しつつあった領邦権力によって皇帝の諸特権が奪われ,皇帝権が弱体化したとみなし,帝国の改革は騎士層と都市のイニシアティブのもとに行われるべきだと主張している。版によって重点のおき方は異なるが,そこでは都市や農村における体僕制(不自由)を廃棄することも主張されている。…

※「ジギスムントの改革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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