ジュラ系(読み)ジュラケイ

関連語 名詞 八尾 田中

精選版 日本国語大辞典 「ジュラ系」の意味・読み・例文・類語

ジュラ‐けい【ジュラ系】

  1. 〘 名詞 〙 ( ジュラはJura ) ジュラ紀につくられた地層。ヨーロッパ中央部からイングランド南部にかけて発達。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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最新 地学事典 「ジュラ系」の解説

ジュラけい
ジュラ系

Jurassic(System)

中生界の三区分中の中部で,三畳系の上位,白亜系の下位。下・中・上部統に三区分。下位から下部統はHettangian・Sinemurian・Pliensbachian・Toarcian,中部統はAalenian・Bajocian・Bathonian・Callovian,上部統はOxfordian・Kimmeridgian・Tithonian(またはVolgian)に区分され,全体で11階に細分。西ヨーロッパのLias・Dogger・Malmは,それぞれジュラ系下・中・上部統に対応。ジュラ系の研究は18世紀からヨーロッパで始まり,英国のW.Smithによる層序学の基礎概念の確立の基となり,フランスのA.D.dʼOrbignyによる階区分,ドイツのA.Oppelによるアンモナイト化石帯の設定など生層序学の規範となった。現在,ヨーロッパの模式地域では約65帯のアンモナイト化石帯が認められている。大型化石が欠如する遠洋性堆積物では放散虫化石などの浮遊性微化石を用いて独自に分帯が行われている。

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世界大百科事典(旧版)内のジュラ系の言及

【ジュラ紀】より

中生代を三つに分けたうちの第2の時代で,いまから約2億1300万年前に始まり,1億4400万年前に終わる約6900万年間の地質時代をいう。この時代に形成された地層すなわちジュラ系Jurassic systemの名はフランス,スイス国境にあるジュラ山脈にちなんで名づけられた。西ヨーロッパのジュラ系は保存のよい化石を豊富に含み,地層累重の法則と化石による地層の同定・対比の概念を確立したW.スミス以来詳しく研究され,約65のアンモナイトによる化石帯が設定され,国際的な対比の基準となっている。…

※「ジュラ系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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