ジョゼ・マヌエル・ドゥラン バローゾ(英語表記)José Manuel Durão Barroso

現代外国人名録2016 の解説

ジョゼ・マヌエル・ドゥラン バローゾ
José Manuel Durão Barroso

職業・肩書
政治家 元EU欧州委員会委員長,元ポルトガル首相・外相

国籍
ポルトガル

生年月日
1956年3月23日

出生地
リスボン

学歴
リスボン大学法学部卒,ジュネーブ大学大学院(政治学)修士課程修了

経歴
軍部左派による1974年の無血クーデター(カーネーション革命)の後、学生時代にも毛沢東主義のグループに参加。’77年父の死をきっかけに毛主義と決別し転向、’80年中道右派の社会民主党(PSD)に入党。リスボン大学助手、ジョージタウン大学客員教授を務め、’85年ポルトガル国会議員に当選。同年内務副大臣、のち外務協力担当副大臣を経て、’92年11月〜’95年10月カバコシルバ内閣の外相として東ティモールの自治権を擁護。’99年5月PSD党首に就任。2002年3月総選挙でPSDが勝利し、4月首相に就任。2004年6月EU欧州委員会委員長に選出されたことに伴い、7月首相を辞任。11月委員長就任。2009年9月再任、2014年10月退任。「政治体制と政党制度」ほか著書多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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